DARK MATTERS - 日本語で
SCIENCE GALLERY AT UNIVERSITY OF MELBOURNE
募集終了 - 審査中
公募オープン: 7月8日(金)
公募終了: 8月5日(金)
キーワード: ダークマター、ダークエネルギー、タブー、見えない、時間、テクノロジー、科学 、空間、測定、データ、モデリング、力、魔法、環境、ツール、惑星、生命、実存 主義、文化的実践、家族、先祖、コミュニティー、倫理、気候変動、社会正義、人 種、 未来主義、エネルギー、想像力、未来、光、闇、緊急、無形、認知
作品の公募のお知らせ:
サイエンス ギャラリー メルボルンは、2023年の展覧会「ダーク マターズ」へのプロジェクト作品を募集します。この公募は、あらゆる専門分野、多様な経験をされた、そして様々な文化の全ての方々へのものです。先住民族、クィア、文化と言語多様性、黒人・先住民・有色人種、ニューロダイバーシティ、障害者、聴覚障害者などの参加応募を願っています。
ダークマターズは、生命と宇宙の基本的な本質、そしてそれらが私たちにとって未だ謎のままであるということを探求します。宇宙の95%は何で構成されているのか分かっていませんが、ただダークエネルギー (70%) とダークマター (25%) ではないかと信じられています。ダークマターは光を出さない、反射しない、そして吸収しないという電磁石との相互作用をしないという謎の物質から構成されています。
モデリングデータ、テクノロジーそしてシムレーションの力によって定義される時代になり、ダークマターの探求が私たちの認知体験の限界である – とこれを私たちは完全に理解するでしょうか。私たちの生活のなかでどんな目に見えない、語られない物資や力が動いているのでしょうか。ダークマターの探求がどのように生命の新しい可能性や人間以外の存在やシステムとの関係性構築へ役立つのか。定義不可能で、測定不可能、又不安定であるという理解のもとで、私たちを新しい環境へと導く創造的テクノロジーとツールをどのようにつくることができるか。ダークマターの仮説が、私たちが自分自身のことを、個人レベル、惑星や宇宙規模の両方のスケールで考え、その仮説がどう変えるのかということです。
今回の公募では、突き当ったり、通り抜けたり、その下を通るダークマターと、私たちが生命と自然と呼んでいる並外れた経験をさらに探求できるプロジェクト、ツール、シナリオ、そして関係経験などの作品を歓迎します。
可能性な副テーマ:
• ダークマターの推測と私たちの宇宙の未知と謎
• 科学の未来、テクノロジー、そして地球の命
• 未来をどう思い描くか、そしてより良い世界を想像できるか、できないか
• 物事の基本的な性質と私たちのそれへの理解
• 時間の消失と私たちのそれへの主観的な経験
• 私たちがどのように個々のイメージで物事をとらえるか、そしてその限界
• 目に見えない、語られない、またはタブーな思想や、力
• さらに広がり続ける宇宙、140億年前に誕生した時空
• 社会的な比喩、緊急会話、批判的な人種理論、社会正義そして気候非常事態であるというダークマター、そしてこれらの根底にある力
• 家族、先祖、コミュニティ、そして時間と空間を通じて私たちを結びつける目に見えない絆
• 先住民族の知識と文化的実践、私たちの宇宙と先住民族とアフロ未来主義の理解への彼らの貢献
ダークマターズはCERNのアート責任者であるモニカ・ベロ氏と若い人達の学芸員のメンバーとの共同公開になります。この展覧会は、専門家たちの支援を受け、CERN
のArtsとARCダークマター素粒子物理学センターと共同で立ち上げました。
いくつかの考慮事項:
今回の公募に直接応募されても、少し考えられてからでも大丈夫です。頭を掻いたり、眉毛を上げたり、目を大きくしたりしてできあがるアイデアが大好きですので、あなたの素晴らしい構想に私たちは感銘を受けると思います。そしてもちろん、
それに関連している質問や提示していない副テーマがあれば提案して下さい!
観客の経験を最優先に、そしてギャラリーは物を見るという場所であるという概念を取り払ってくれるようなクリエイティブな作品を公募しています。さらに、実験的であり、リスクも伴う、新しい知識を作る、そして新たな質問を問いかけたり、新体験が人々の概念を変えてくれるようなプロジェクトを期待しています。何よりも、プロジェクトの中心層になる若者たち (15歳から25歳)の興味を湧きたつようなプロジェクトの参加を期待しています。プロジェクトは、新規だったり、開発途中のものだったり、または既に発表されている作品であるかもしれません。機材や材質などを必要とする作品の形になるかもしれない。この展示会は約4か月間を予定していますのでそれを考慮して頂きたいです。でもプロジェクトはダイナミックであり、時間と空間の中で常にあり続けるものであるのでリスクが伴うという理解もお願いします。
通常、 公募で選らばれたプロジェクトは、すべてのコスト、材料費、旅費を含む最大8,000豪ドル (オーストラリアドル) の資金援助があります。この公募申請では今回のスコープ内でプロジェクトが可能であるかを検討した後、もしプロジェクトが第2段階のインタービューへ行く場合には予算についての再審査をします。 共同出資のプロジェクトも検討します (関係追加資料か計画書を確認書と一緒にして提出してください、そして追加資金が調達できない場合は計画の縮小などの不測の事態に備えてください)。
よくある質問とそれに対する回答
質問、大歓迎です。最初に少し読まれて何かの参考になれば嬉しいです。
この展示はいつ、そしてどこで開催されますか?
ダークマターズは 2023年下半期に4ヶ月間開催されます。
誰が応募できますか?
誰でも応募できます。年齢、学歴、研究経験、国籍、その他の規制はありません
。私たちは特に若年層や先住民族の方達からの応募を歓迎します。
書面で申請書を提出する必要がありますか?
あなたにとって最も簡単であるフォーマットで申請してください。例えば下記のフォーマットで申請できます。
• 書面
• ビデオ、Vimeoか YouTube でアップロードされた動画
• オースラン (手話) のビデオ
• 音声
個人またはグループ、共同制作者などは申請できますか。
個人、グループ、共同プロジェクト、企業そして国内や海外活動をする団体などどなたでも申請できます。
これって各地を回る展示会ですか。サイエンス ギャラリー ロンドンでは、数年前にダークマターという展示会がありませんでしたか。
よくご存じですね。今回の展示は再企画ではなく、全く新しい展示会です。生命の基本的な本質や宇宙そしてその大部分が未だ私たちにとって謎のままであるかを見つける展示会です。もし、ロンドンのダークマターかダブリンのインビジブルに参加されていたのであれば、今回のメルボルンの展示会に是非参加されてください。
展示スペースの広さはどのくらいですか?
サイエンスギャラリーには、広いオープンエリア、可動できる壁、大きなガラス窓、自然光、高い天井を備えた約1,000平方メートルの展示スペースがあります
。メインギャラリースペースは約800平方メートル、天井高は5.5mになります。参考になる目安としては、平均的な個々のプロジェクトができるスペースは3m x
3mです。
どのプロジェクトにするかどのように決めますか?
サイエンスギャラリーメルボルンでは、プロセスのあらゆる段階で若者も参加します。この公募で受理したプロジェクトは、専門職員のメンバーによって審査され、ちゃんと議論されます。パネルメンバーは、若者、サイエンスギャラリーメルボルンのスタッフ、学術/業界の専門家などで構成されています。もしあなたの申請書が最終選考段階に残れば、サイエンスギャラリーの人と直接話すかビデオ通話でそれについて話す場を設けられます。時期的にはそれは2022年の8月か9 月頃になるでしょう。
どのくらいのプロジェクト数が選考されますか?
ギャラリーに入れるプロジェクトのサイズによるため、現時点ではわかりません。最終的なギャラリーには、10〜15点の作品が展示される予定です。それ以外にも、講演やパフォーマンス、詩の展示、ダンス競技、アプリ、支援活動プログラム、学校プログラム、市民の科学プロジェクトまたは期間限定のものだったりと共同でできる多種なチャンスもあります。
どのようなプロジェクト形式が受諾されますか。
サイエンスギャラリーは伝統的なギャラリースペースではありません。私たちは人々が見るようにとすべて段取りをとるということには興味はありません。対話重視で、見てくださる人達が参加できるということに意義を感じています。デジタル、フィジカル、夢中にさせられるもの、ゲーム基本、ビデオ、サウンド、画像、相互対話、彫刻、ネット上の作品、ライブリサーチ実験、データマイニング、医療、自然科学研究など、私たちは形式にとらわれないクリエイティブなアイデアを歓迎します。また、物理的装置でないプロジェクト提案も受け付けます。プロジェクトはオンラインのみでも、別の形式でもかまいません。サイエンスギャラリーと我々の観衆、そしてブレーキングバイナリー(和訳:二者択一論を超えて)とつながる必要
性があります、のであなたのプロジェクト申請を是非私たちに納得させてください。
観客は誰ですか。
若い人達の為の展示会です。観客の70%が30歳未満で全ての展示会は若者による若者の為のものです。観客があなたのプロジェクトに何らかのつながりを見つけられるように設定するのは大切なことです。
どのようなプロジェクトがお気に入りですか?
聞いて頂いて嬉しいです。サイエンスギャラリーのアプローチは他分野にまたがる知識であるため、異なる分野からの発想で作り上げられるようなクリエイティブな作品を希望しています。例えば:
• あなたがもしアーティストなら、科学者やエンジニア、または技術者やデザイナーなどの共同制作のコラボなど私たちは期待します。もっと色々あるかと思います。
• あなたが研究者であれば、あなたのプロジェクトには、あなたの専門分野外でのクリエイティブな方々とのコラボも良いのではと考えます。
あなたがもし共同コラボの人達とつながっていなくても動揺しないでください。あなたの作品が選定された時点で私たちはあなたが共同コラボできる人達を見つけることができます。その時がきたら私たちは感性のバイブを感じると思っています。
今回の展示では新規または既存の作品も含まれますか?
プロジェクトは新規なもの、開発が必要なもの、または他の美術館や博物館、そしてフェスティバルなどですでに出向いて発表したのもあるかと思います。
匿名で申請書を提出できますか?
私たちは承諾なしにあなたの名前を公表することはしません。もしあなたの作品が展示することになり、でも匿名で発表したいというご希望であれば、それに添えるように努力いたします。現実的な、文化的なそして宗教かリスクが伴う理由なのかもしれないと考えます。
いつ選考結果の返事を頂けますか。
公募期間が終了しましたら、キュレーターのパネルメンバーと申請書を審査し、最終選考のリストをつくり、具体的に話し合いの場を設けます。その時期は2022 年の下半期であると思いますが、年末までには最終結果発表がされる予定です。
もし私が最終選考に残った場合、展示発表できるということですか?
違います。選考パネルメンバーがあなたのアイデアをとても気に入り、今回のダークマターズに適していると判断したということです。それから次の段階であなたのアイデアを私たちに直接説明してもらい、例えば予算、予定表などいろいろな関連事項を話し合います。
もし最終選考に残らない場合、フィードバックを受け取ることはできますか?
受理される申請書の数から察して個々にお応えするには申し訳ありませんが出来かねます。サイエンスギャラリーのチームと会って話す際に最終選考者の方々へのフィードバックは可能です。
この分野で働いていますが今一提案できるプロジェクトはありません、でも関わりたいと思っています。
テクニカルな質問ではないと言い逃れをするわけではありませんが、素晴らしい質問です!あなたが何をされているのか知りたいです。私たちの全てのプログラムに知識と研究経験を是非インプットしてほしいです、是非参加されてください。一般の人々やクリエイティブな実践者、学者、ローカルとグローバル両方の産業界との連携をお願いしたいです。連絡をお待ちしています- melbourne.sciencegallery.com/research
その他の「よくある質問とそれに対する回答」はここにも記載されています。 https://sciencegallery.org/faqs
質問や提案書について不明な箇所があれば、メールでお知らせください email info@Melbourne.sciencegallery.com